みずたま祭開催のご報告
2025年3月20日(木祝)。浦安市の文房具屋さん『はんぶん堂』にて、小さな文化祭『みずたま祭』を開催しました。当日はたくさんの方にご来場いただくことができました。ほんとにありがとうございました。

みずたま祭をやるきっかけ
こんな文化祭があったらなあ
私は人形劇が大好きです。人形劇をやりたくてウズウズしています。人形劇をやるなら、文化祭で「ワーッ」て盛り上がってやりたいなあって思ってました。私は楽しいことやお祭り、ワクワクするものが大好きです。
ところで文化祭って、みなさんどういうイメージをお持ちですか?
私の思いつくイメージは、高校の文化祭。門のところには大きく『〇〇祭』って立て看板があって、窓にはセロファンのステンドグラス。壁にはゴテゴテの装飾。教室では喫茶店とかお化け屋敷とかやってて。
受験勉強の方が大切なんだろうけど、やらなくてもいい文化祭の準備になんだか一生懸命になっちゃって。いつもは目立たない男子が、準備の時には頼もしく見えちゃって。気がついたら恋に落ちてて。

ステージで歌って踊ってる人が輝いて見えて。

後片づけで壊すのが切なくて。

たった1日の消えてなくなる青春の思い出。これが私のイメージです。
こんな文化祭があったら呼んでくれないかなあ・・・って思ってました。
元ネタはオタマジャクシ
私は娘と絵本を作る約束をしています。ずいぶん昔の約束なので、娘はもう、そんなのどうでもよさそうですけどね。私はぜったい作るぞ!って思ってます。
もう絵本の試作も人形劇もできています。そのお話は『おたまじゃくしうみへゆく』というタイトルです。

おたまじゃくしが海に行き、いろんな生物に出会って成長し、最後はカエルになるという単純なお話です。絵本にしたかったのですが、うまく描けず、先に人形劇にしちゃいました。

人形劇にした後、また絵本を描こうとして、うまく描けず、次は主題歌を作りました。おたまじゃくしのことを『みずたまベイビー』って愛称をつけて、『およげ、みずたまベイビー』という歌にしたのです。
だからこれを絵本にするのが、私の目標です。でも、私には他にもやりたいことがあるんです。人形劇もやりたいし。文化祭もやりたいし。
2024年12月。ある日、この話を知人に話しました。すると「できるよ」と言われました。
たまたま2025年3月20日に人形劇公演が決まっていました。知人は「その人形劇の日に、文化祭をいっしょにやっちゃえばいいじゃん」と言いました。
その人は、自分で文化祭を作ったことがある人だったのです。この人がその人↓
たまたま3月20日が「320」と書いて「みずたま」と読めたことから『みずたま祭』と名づけました。

1人目の協力者
まず相談したのは文房具屋さん『はんぶん堂』のマスター。はんぶん堂はハンドメイド作家さんの作品販売や、イベントもやっているお店です。
結果、はんぶん堂を、この文化祭の会場として使わせていただくことになりました。
当日は、2階にブルーシートを敷いて海の世界を作らせてもらったり、窓や階段に飾りつけさせてもらったり、いろいろやらせていただきました。マスターは当日は、ドリンク作りに大忙しでした。
また、はんぶん堂の常連のお客様のおうちに荷物を置かせてもらったり、臨時駐輪場としてスペースを貸していただいたり、お客様にもお世話になりました。ほんとありがとうございます。
クラファンのタイトルに『クリエイティブな出会いの場で小さな文化祭を開きたい』というキャッチコピーをつけていたのですが、その名のとおり、はんぶん堂にはクリエイティブな出会いがあります。出会いを求めている人は、ぜひ行ってみてください。
→はんぶん堂はこちら

2人目の協力者
次に仲間に加わったのが焼き鳥屋『こがねどり』のはっちゃん。はっちゃんのおかげで、文化祭に現実味が出てきて、クラファンに挑戦することになりました。
当日はっちゃんは、11時から17時までぶっ通しで、焼き鳥を焼き続けてくれました。はっちゃん1人じゃ手が回らず、その場でいろいろな人が手伝ってくれたそうです。ご協力してくださったみなさま、ほんとにありがとうございました。
はっちゃんはいつも明るくて、ポジティブ。みずたま祭をやるまでに、いろいろ大変なことあったけど、はっちゃんの明るさに救われました。
→焼き鳥『黄金鶏』はこちら

3人寄れば文殊の知恵
今回、文房具屋と、焼鳥屋と、人形劇団が協力して、この文化祭作りを決行することになりました。
マスターとはっちゃんとフーミンの、3人で協力しながら、できることをやってみた結果、このみずたま祭という形になりました。本番前に、3人で景品の買い出しに浅草に行った日は、ただただ楽しかったです。

また、みずたま祭の資金を集めるために、クラウドファンディングにも挑戦しました。クラファンの結果は、目標を上回り107%で達成することができました。温かいご支援をほんとにありがとうございました。
→クラファンに乗せた文章はこちら

こんなことをやりました
テーマは『およげみずたまベイビー』
参加してくれる人の方向がバラバラにならないように『テーマ』を1つ決めました。テーマは『およげみずたまベイビー』です。
まずはロゴを作りました。

そしておそろいの水玉Tシャツを作りました。


人形劇団ロバ次郎のきょうこが、缶バッチを作ってくれました。

Ao.灯香さんがお手伝いしてくれて、みずたまツアーの景品で、みずたまベイビーのバスボムを作ってくれました。海の音と香りの演出もしてくれました。

Ao.灯香さんとはこんな2人組↓
窓ガラスには、絵本の絵をもとにしたステンドグラスを作って貼りました。これはたくさんの方に手伝っていただきました。





絵画工作教室に通ってくれている、小学2年生の作品、海の生物『リュウグウノツカイ』を1階のショーウインドウに展示しました。

はんぶん堂ではみずたま文房具も販売しました。









お手伝いに来て下さった方のご好意で、素敵なポスターまで作っていただきました。左下のところがステンドグラスになっています。

夜だけ見える世界
本番3日前からは、はんぶん堂で夜通し電気をつけといてもらいました。夜中にステンドグラスとリュウグウノツカイが浮かび上がって、すごく幻想的な世界になりました。
魅惑のみずたまツアー
文化祭の催し物といえば、教室でお化け屋敷。という発想をまねして、はんぶん堂の2階に『みずたまツアー』というアトラクションを作ってみました。
ツアーはこういう流れです。
①みずたまあてゲームで得点を競う
(みずたま祭終了後にランキング発表)
②願掛けガエルの清水引きで景品ゲット
③水玉神社で水玉占い
④御朱印スタンプでロバ次郎を作ろう
動画を見た方がわかりやすいです↓
まずはみずたま当てゲーム。弓矢で水玉に3発あてて、合計得点を競います。

窓には立て看板がぶら下げてあります。

内容がこちら。
水玉当てのはじまり
2021年、世界的に疫病が流行していたさなか、弓矢の名手ウォーター・ドットが水玉神社を訪れ、地球(水玉)の平和を願ったそうです。それにちなんで、毎年水玉祭では、地球の平和を願い、自身の厄を落とすため、災いの玉を射る水玉当てが開催されるようになった。
伝説の弓矢の名手ウォータードット(水玉)。実は、人形劇『きょうこの赤ずきんちゃん』に出演している狩人が、そのウォータードットなのです。

みずたま当てゲームというのはこういうルール。
つづいて訪れる場所が『願掛けガエルの清水引き』。5本のヒモのうちどれか1本を選んで引っ張ってもらいます。

すると、お札が上がってきて、そのお告げと景品がもらえるのです。

景品はこちら。Ao.灯香さんのバスボムと、お菓子、おもちゃ、手作り作家さん達から提供していただいたものなどがあります。

ここにも立て看板。

願掛けがえるの清水引き
願掛けがえるには、願いを聞く力があります。手を合わせ、目を閉じ、心の中でかえるに願いを伝えなさい。願いを伝えたら、かえるの口より出でたる、一すじの清水をつかみ、それをたぐりよせなさい。かえるがあなたを未来に導くでしょう。
その次は水玉神社です。ここでは好きな色のシールをツアー用紙に貼ってもらいます。

すると、神主のロバ次郎が出てきて、その色をもとに水玉様のお告げを教えてくれます。お告げの後は、ロバ次郎おみくじをひいてもらいます。

水玉神社の由来は『おたまじゃくしうみへゆく』のお話そのものです。
水玉神社の由来
昔むかし、この地に1匹のオタマジャクシが生まれた。オタマジャクシは海に向かい、いろんな生物に出会った。クジラに飲み込まれ死にかけるも、頭の穴から潮とともに飛び出し、九死に一生を得た。オタマジャクシは気がつくと、足が生えており、自分の足でこの地に帰ってきた。
ゆえに「自立の神様」と呼ばれるようになった。オタマジャクシが水の中を玉のように泳ぐ赤ちゃんということから、水玉ベイビーと愛称ができ、いつしか「水玉様」と呼ばれるようになる。
2025年に、この地に水玉神社ができ、現在では「自立祈願」「地球の平和祈願」として、参拝できる地となった。
最後は御朱印スタンプ。ロバ次郎の顔がパズルになっているので、考えながら押してもらいます。

水玉様スタンプを押したら完成。

最後に受付にツアー用紙を提出したら、みずたま当てゲームの点数の高い人からホワイトボードに貼っていきます。

みずたま祭終了後に、インスタライブで上位3名様を発表。後日、景品をお渡しする、という流れです。
実はまだ景品をお渡しできてない方がいます。もし気づいたら、ご連絡くださいませ~(有効期限は2026年3月19日まで)
メインステージ
人形劇団ロバ次郎による人形劇『きょうこの赤ずきんちゃん』を上演しました。
正直言うと、私はこの人形劇だけをやっていたかったのですが、「文化祭で」人形劇をやりたいという願望を叶えたくて、みずたま祭をやりました。
なぜこの演目が『きょうこの赤ずきんちゃん』なのかというと、この演目が先に決まっていたからです。満席で立ち見も出て、最高に盛り上がりました。
→この日の人形劇の記録はこちら

消えてなくなるたった1日の思い出
あの世に持っていけるのは思い出だけ。だから、とびきりの思い出を作りたくて、消えてなくなるものにこだわりました。
Ao.灯香さんの作ってくれたバスボムや、音と香りは、消えてなくなります。
そして消えてなくなると言えば風船。「風船膨らませたいんだ」って話を、はんぶん堂で英語教室をやってる先生に話したら、ペンシルバルーンをくれたんです。なので、うちの次女と姪っ子に犬の作り方を練習してもらって、当日は犬を配りました。剣も配りました。

さらに「風船100個膨らませたいっ!」て宣言してたのですが、前日は私が手いっぱいになってしまって、風船に手が回らず、もうダメだ~って思ってました。そしたら助っ人が現れて、風船100個をこの2人が膨らませてくれました。ほんとにありがとうございます。
→助っ人れいちゃんのインスタはこちら

風船100個ってすごい数で、うちの長女と姪っ子が、壁いっぱいに貼ってくれました。おかげで、この風船は、文化祭を盛り上げるための良い演出になりました。

『想いを形に』をやってみた結果
『想いを形に』は、簡単じゃないって痛感しました。
まず最初の段階で『みずたま祭』のアイデア話した時は、誰も理解してくれませんでした。「はんぶん堂の2階に海を作りたいんだ」って言ったら、みんなキョトンとしてました。なのでパワーポイントで自分の構想を作ってプレゼンしました。何度も何度も。
でもプレゼンしても、細かいところまで伝えることができなくて、もがきました。だから、作って見せた方が早いと思って、どんどん形にしていきました。
しかし、人の力を借りないとできないことだったので、30%くらいまでは自分でやって、そこから先は流れにまかせてみました。

『みずたまツアー』の仕組みを具現化するのは難しかったです。部屋の中を何度も歩いてシミュレーションしました。
頭の中のイメージを形にするのに時間がかかって、1人で作業し続けました。とにかく作って作って作って。で、形が見えたところで、やっとお手伝いしてくれる仲間たちを呼びました。
お試しでツアーを回ってもらったら「これが作りたかったんだねー」「おもしろい」って言ってもらえました。あの時はホッとしました。
みずたまツアーの基本の部分を作ったのは私ですが、そこに神社や御朱印のアイデアを出してくれたり、飾りを提供してくれたのは、まわりの人たちです。たくさんの協力のおかげで、みずたまワールドができあがりました。

みずたま祭をやると決めてから、やること、やらなきゃいけないこと、やりたいこと、やったらよさそうなこと。そういう「こと」がいっぱい出てきました。でも時間は限られてるから全部をやることができないんです。だから、やらないことを決めることも増えました。
朝起きると「今日のミッション」を考えるようになってて、夜寝るときに「今日は達成したー!」とか「あー、できなかったー!」と思いながら寝ました。
インスタで「みずたま祭まであと〇日」って、投稿してたんですけど、日数を数えるのが、人生のカウントダウンのように感じてました。完璧な生き方なんてわからないし、どんな生き方したって本番はやってくる。
みずたま祭をやると決めてから、私は毎日を一生懸命生きるようになりました。
というわけで今回、想いを形にしてみた結果ですが・・・頭の中にあったものを、外に出したせいか、スッキリしました。
完ぺきではなかったけど、全力出し切ったなって思ってます。それに、いろんな方から「楽しかった」「面白かった」「感動した」などとほめていただき、感無量です。
やきとり売上総数は400本以上、人形劇観覧人数36人、みずたまツアー参加者54人、お子様の付き添いやスタッフも含めると、100人以上の方がはんぶん堂に集まりました。
人形劇団と文房具屋と焼き鳥屋で力を合わせて、小さな文化祭を作ってみるという、私たちの挑戦は、最初は小さな1歩でしたが、終わってみたらすごく大きな経験となりました。
お手伝いに来てくれる人がいたり、応援のメッセージをもらったり、暖かい声をかけてもらったり、人の温かさに感謝する日々で、すごく励みになりました。心より熱く熱くお礼を申し上げます。
人と人とが出会って、アイデアが生まれて、発展して、得意なことで協力し合って、いい文化祭になったなあと思っております。そして「またやりたいね!」と話しておりますので、ぜひ来年もまた、みずたま祭をよろしくお願いいたします。
















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