【ツキヨミマシーン】作ってこわれて直してこわれて・・・




人形劇『あーちゃんとつき』には、お月様が必須です。

台本

プロローグ
シーン1 満月
シーン2 更待月(ふけまちづき)
シーン3 下弦の月
シーン4 二十六夜(にじゅうろくや)
シーン5 新月
シーン6 三日月
シーン7 上弦の月
シーン8 十三夜
シーン9 十五夜
エピローグ



このように、台本に指定があって、シーンごとにお月様が形を変えていきます。
プロローグとエピローグは、この平面の月を使うのですが



それ以外には、立体のお月様を使います。というわけで、お月様を作らねばです。


どうやって作るかというと、んーと、100均に売ってた直径38cmの黄色のゴムボールに、園芸用の棒をくっつけて作ろうと思います。



ゴムボールに棒を貫通させると空気抜けちゃうので、発泡スチロールをボールに沿うように削って、接着してみました。で、片側を真っ黒に塗ります。



お月様の土台には、クラッキーを改造して使います。
➡クラッキー4号の話はこちら



まずはお月様の棒を支えるため、引っかかるところをつけます。



お月様が高い位置にほしいので、棒にウレタンを巻いて、ストッパーを作ります。棒をまっすぐ支えるために、クラッキーにパイプもつけました。



お月様は約30日かけて1回転します。なので、時計回りに30個のメモリを書きます。



360°÷30日=12°

のメモリになってます。頭いいんだか悪いんだか・・・
で、シーンごとに『新月』とか『三日月』とか書いておきます。これを頼りに月を回転させます。



これをクラッキーに取りつけます。ヒモで。



お月様の、満月の方向に赤色のメモリをつけておきます。



これで立体のお月様が完成です。パンチングマシーンじゃないよ。名づけて『ツキヨミマシーン』。



そしてあっという間に壊れる。



修理するものの、また壊れる。



時には、きょうこの車のスライドドアにはさまれ・・・



ニスをかけ過ぎて、ボールがペタペタになり、何かにひっついて引っ張られて壊れるという悲惨な結果に・・・



頭にきて、包帯でグルグル巻きにしてみる。



するとミイラ男のようになってしまい



アッキーときょうこに、ミイラ男を却下され、上から紙粘土で凹凸をなくされる



しかし今度は紙粘土がひび割れ・・・



今度は紙粘土を水で溶かして



ひび割れに塗り込む。どうだ!



ボコボコ加減がクレーターっぽいかな?



で、再び黄色く塗る。



反対側を黒くして、これでどうだ!



というわけで、手のかかるお月様なのでした。



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