人形劇『あーちゃんとつき』には、お月様が必須です。
このように、台本に指定があって、シーンごとにお月様が形を変えていきます。
プロローグとエピローグは、この平面の月を使うのですが

それ以外には、立体のお月様を使います。というわけで、お月様を作らねばです。
どうやって作るかというと、んーと、100均に売ってた直径38cmの黄色のゴムボールに、園芸用の棒をくっつけて作ろうと思います。

ゴムボールに棒を貫通させると空気抜けちゃうので、発泡スチロールをボールに沿うように削って、接着してみました。で、片側を真っ黒に塗ります。

お月様の土台には、クラッキーを改造して使います。
➡クラッキー4号の話はこちら

まずはお月様の棒を支えるため、引っかかるところをつけます。

お月様が高い位置にほしいので、棒にウレタンを巻いて、ストッパーを作ります。棒をまっすぐ支えるために、クラッキーにパイプもつけました。

お月様は約30日かけて1回転します。なので、時計回りに30個のメモリを書きます。

360°÷30日=12°
のメモリになってます。頭いいんだか悪いんだか・・・
で、シーンごとに『新月』とか『三日月』とか書いておきます。これを頼りに月を回転させます。

これをクラッキーに取りつけます。ヒモで。

お月様の、満月の方向に赤色のメモリをつけておきます。

これで立体のお月様が完成です。パンチングマシーンじゃないよ。名づけて『ツキヨミマシーン』。

そしてあっという間に壊れる。

修理するものの、また壊れる。

時には、きょうこの車のスライドドアにはさまれ・・・

ニスをかけ過ぎて、ボールがペタペタになり、何かにひっついて引っ張られて壊れるという悲惨な結果に・・・

頭にきて、包帯でグルグル巻きにしてみる。

するとミイラ男のようになってしまい

アッキーときょうこに、ミイラ男を却下され、上から紙粘土で凹凸をなくされる

しかし今度は紙粘土がひび割れ・・・

今度は紙粘土を水で溶かして

ひび割れに塗り込む。どうだ!

ボコボコ加減がクレーターっぽいかな?

で、再び黄色く塗る。

反対側を黒くして、これでどうだ!

というわけで、手のかかるお月様なのでした。
プロローグ
シーン1 満月
シーン2 更待月(ふけまちづき)
シーン3 下弦の月
シーン4 二十六夜(にじゅうろくや)
シーン5 新月
シーン6 三日月
シーン7 上弦の月
シーン8 十三夜
シーン9 十五夜
エピローグ