人形劇で紙吹雪を打ち上げたい。ただその一心で作った、打ち上げマシーンクラッキーをご紹介します。

なぜクラッキーになったかというと、生徒のしゅん君(当時小2)が「クラッカーの親戚だから、クラッキーにしようよ」と言ったからです。「ラッキー(幸せ)」もかかってて、なかなか素敵なネーミングでしょ。
最初の1号機は、筒にしたダンボールの内側に、紙吹雪を入れた入れ物をゴムでぶら下げて、それを穴から下に引っ張って飛ばすという仕掛けにしました。

原理はあってて、中身が飛びはするのですが、まったく威力がありません。

つづいて2号機。舞台セット用の柱を2本使って、角材に箱をゴムでぶら下げてみました。

箱の下にヒモをつけて、引っ張りやすくしました。

これはうまく紙吹雪が飛びました。しかし、舞台セットの柱を使うわけにはいきません。舞台セットの柱のように、重くてしっかりしてて、ゴムがビヨーンってなっても動かずに耐えられるのものは・・・うーん・・・

そこでこの絵を、実家の父に見せました。父は昔サッシ屋さんだったのです。

「父ちゃん、これ作って~」とお願いしてみたところ・・・

速攻で図面が送られてきました。父ちゃん早い。

父ちゃんは持ち運びのことを考えて、エックス(X)型のがいいんじゃないか?とのアイデアをくれました。

で、実際に作ってくれたのがこれ。
父ちゃん、図面通りのX型のクラッキー3号を作ってくれたのはすごいんだけど・・・
ぜんぜん紙吹雪飛んでないじゃん・・・
というわけで、4号機は木材で作ってみることにしました。

紙吹雪を入れる入れ物は、四角だと角が当たるので、丸いボールにしました。

水を入れたペットボトルを土台にくくりつけたら、なんとか土台を固定できました。

さて、ここからはこだわりの塗装です。夢とロマンの打ち上げマシーンなので、ロケットっぽく銀色にします。

土台が2つに分かれてるのは、父ちゃんのアドバイスを聞いて、持ち運ぶことを考えてみたからです。

さあ、銀色に塗れました。ボールのところに『クラッキー4号』って書いてあります。きれいに塗れた~
・・・が、しかし、この塗装が後々面倒を引き起こします。上からニスを何度かけても、触ると銀色がついちゃうんです。手だけじゃなく、服や人形にも。銀色は大失敗でした。

でも打ち上げは大成功!
ハロウィンイベントで紙吹雪ぶちかましたよ!

人形も飛ばせるぜ!
コメントを残す