能動的な学びとは



私は今年の2月から、とあることで、壁にぶち当たって悩んでいました。でも、誰にも相談しませんでした。私のプライドが許さなかったからです。その結果、現在7月です。4ヶ月も1人で悩み続けてしまいました。

今日は、自分のちっぽけなプライドを捨てたことについて語りたいと思います。



最初はね、これくらいのこと大したことないって、軽く考えていたんです。でもさすがに4ヶ月も悩み続けてしまった時に、これは自分のやり方が間違っているんじゃないだろうか?と、自分の行動に自信が持てなくなってきたんです。


というよりも、結果が出せていないのだから、やはり自分が間違っているんだなと、気づいていました。でも私は認めたくなかった。ぜったい自分の力でこの壁を乗り越えてやる!まだやれる!必ずやってみせる!と、意地になってました。


ところが先月、この意地になってる私の考え方を、変えるきっかけがありました。それは、コンビニで見つけた大きな広告です。それを見て「ああっ、時代が動いた」って、愕然としました。



その広告の前で、時代の波に乗れてない自分にショックを受けました。私のやってることはもう古い。このままでいいのか自分?


私は4ヶ月も1人で悩み続けて、意地になって、時代に置いていかれて、いったい何をやってるんだろうって思いました。で、すごくくやしいけど、プライドを捨てることにしました。


私はすぐにスマホで検索しました。すると簡単に、私のほしい情報が見つかりました。ピクミン3のタイムアタックの攻略法。


ピクアリウムという洞窟の面は、12分以内にクリアしなければいけません。なのに私はどうしても12分以上かかってしまうんです。自己ベストが12分3秒。

でもYouTubeで世界最速記録が公開されてました。なんとその人は、6分かからずにクリアしてました。


その動画を見て、私はひれ伏すしかありませんでした。そして私の凝り固まった頭を恥ずかしいと思いました。壁を壊すことばかりを考えていたのに、その壁は壊さなくて良かったんです。壁はほったらかして、迂回すればよかったんです。なぜそこに私は気づかなかったのか。
↓これがその壁



そして、使い方のよくわからない、私がずっと見て見ぬフリをしてきたアイテムを、その人は使っていました。便利な道具は持ってるだけじゃダメなんです。使わない道具はただのゴミ。道具は使ってこそ意味がある。
↓ゲキカラスプレーを使ってるところ



その世界最速記録の鮮やかなプレイを見た後、私は再度タイムアタックに挑戦しました。すると、余裕で12分以内にクリアできました。


攻略法を見てしまったことに、プライドが傷つきましたが、先人の知恵を学ぶことは、目標達成への近道なんだなとつくづく思い知らされました。


でもね、もしも、私が自分の頭で考えることを放棄して、2月の段階でピクアリウムの攻略法を見ていたならば、ピクミン3をこんなに楽しいと思えたのでしょうか?


もしも学校の教科書に、ピクアリウムの解き方と正解が載っていたとして、私はそれに興味を持って勉強することができたのでしょうか?



学びとは、自ら学ぼうとする時に、初めてスッと入ってきます。受け身な勉強に、学びはないのです。


ゲームのコントローラーを握っているのは私です。たとえ進んでいる道が間違っていても、たとえやり方がおかしくても、これは自分で決めて進む道です。


誰かにコントローラーを持ってもらったら、私はゲームをやる意味がありません。だから私は、自分の選んだ道を、自分で正解にしていくしかないんです。


とはいえ、自問自答しています。ピクミン3をまだクリアできていないのに、ピクミン4が発売されてしまうなんて。いやむしろ、私はピクミンよりも先にやることがあるんじゃないのか?



ピクアリウムの攻略に正解はあったけど、人生を生きることに正解はありません。生きるって悩んで迷って選択して、学びの連続です。だから、私は精一杯この世を生きようと思います。

↓世界最速のピクアリウムはこちら

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