みんなと別の方を向きたくなる私のクセ

私には、小さい頃から変わっていないクセがあります。
それは、みんなと別の方を向きたくなるところです。

みんなが群れてたら、私は1人ぼっちになりたくなります。
みんなが賛成したら、私は反対したくなります。

みんなが泣いてたら、私は笑けてきます。
みんながまじめだったら、私はふざけたくなります。

これはクセだと思うから、衝動で動かないように、1回立ち止まって、冷静になるようにしています。

もう1つクセがあります。
協調性を強要してくる人や、常識を語る人を、すぐに嫌ってしまいます。
空気を読めと言われたら、その空気を破壊したくなります。

学校って協調性が必要とされる場所だから、私はつくづく学校が向いていなかったと思います。

大人になってからも、このクセは治ってません。
いろんな集団に属してきたけど、すぐにこのクセが出ちゃいます。
今働いているパート先のスーパーでも、気を抜くと出ちゃいます。

だから組織や集団の中に入る時は、自分のクセを出さないように努力しています。
自分の意見を言わない方がうまくいくし、個性なんか邪魔です。

存在感を消し、みんなと同じ方を向くようにすると、とてもうまくいきます。

先日zoom飲み会をやりました。
私は参加しないつもりだったけど、パパと私の共通の友達の飲み会だったので、パパに呼ばれて顔を出しました。

私を含めると10人になりました。
画面に懐かしい友達の顔がたくさん映ってて、うれしかったです。

でもうれしかったのは、2分くらいでした。

ホスト役の友人が、とても気を使ってくれていて、みんなにまんべんなく話を振っていました。
私はすぐに察しました。

ああ、これはみんなで協力して、このzoom飲み会を盛り上げて、成功させなければいけない(^^)/

だから私は早々に逃げました。
ダメなんです、こういう空気。
まあ、声の病気のせいでzoomが嫌いっていうのもありますけどね。

けっきょくその晩は、4時間も飲み会やってたそうです。
パパはすごい!

人がたくさん集まると、必ず会話の量が多い人が中心になります。
だからその人中心に物事がまわり始めます。

クラスのボスも、ママ友のボスも、集団の中心ってそうやってできていきます。
私は無口だから、ぜったい中心になることはありません。

クラスのイケてるグループに入ったことがないし、入れる気もしませんでした。

意見を求められればしゃべるけど、どうせ私の意見なんて通らないだろうから、意見を言う意味がないって思っちゃいます。

そのクセがいまだにぬけません。
ブログの中ではおしゃべりですけどね。
(そして無口なのは声の病気のせいです)

だから私は、もの言わぬ子にこそ、耳をかたむけたいって思ってます。
自分がそういう子だったから。

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