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【棒つき人形制作工程】DEEMO匂い袋

匂い袋とは、映画『劇場版DEEMO~サクラノオト~』に登場する、女の子のキャラクターのことです。映画では声優を渡辺直美さんが演じていらっしゃいます。

今回ご依頼を受けた人形とは、映画本編に登場する人形ではなく、渡辺直美さんが、映画の完成披露試写会で手に持つための人形ということで、制作させていただきました。こちらの記事では、その制作工程をご紹介させていただきます。

20~30cmくらいの、こんな感じの棒つき人形を制作していきます。


匂い袋の参考イラストをもとに、実物の顔の大きさが6cmになるように、採寸して対比計算して、寸法を出します。

楕円の球体で縦6cmで削り出します。発泡スチロールなので、粉じんと静電気との戦いです。



球体に棒を刺して、肌色の布を発泡スチロール用ボンドで貼ります。



布をピーンと張って、クリップで1日固定しておきます。



布のたるんだところをハサミでカット。



樹脂粘土で目と口のパーツをこのサイズで作ります。



くちびるは1cmです。



白いのは、スリッパみたいな形をしてますが、まぶたつきの目です。



アクリル絵の具で着色して、レジンでコーティングします。



まぶたのきわに、つけまつ毛をつけます。



フェルトで眉毛とほっぺたをつけて、顔が完成しました。

髪の毛

髪を作るために、先に綿で土台を作ります。
ゴーグル弾き語り野郎さんの歌にのせて↓



髪には濃いピンクの羊毛フェルト(ハマナカ/アクレーヌ122)を使用します。



綿の土台に、髪の毛を形どっていきます。



発泡スチロールの土台も作りました。これで、髪型チェックしていきます。




針でつつき過ぎて、土台の綿がこんなに小さくなっちゃいました。


くび

くびに綿を巻きつけます。



肌色の布を巻いて、ボンドで固定します。



えり

白いサテン布使用。波縫いを2列つくり、糸を引っ張ってギャザーを寄せます。



失敗(T_T)。大きすぎたので、小さくします。


手は細いので、裏返しにするのが大変です。よいしょっと・・・



綿をつめました。上の手は失敗。下の手を使います。


豊満な胸です。ウエストは2.5cm。


バルーンスカート(ベルトつき)

白いサテン布に、黄色い透ける布を重ねます。



筒型に縫います。



裏地を小さめに作り、表地と合体します。



すそ部分にゴムを通してキュッとしぼります。



バルーンぽくなりました。



今度はウエスト部分にギャザーを寄せて、表地と裏地を合体します。



合体して縫ったのちに、再びギャザーを寄せます。



ウエスト5.7cmまで縮め~



ひっくり返してミシンでウエストを縫います。




ピンクのベルトをつけます。

リボン

ピンクのサテン布を使用。

黒い靴を履いてるので、肌色と黒色の布を縫い合わせます。



型紙をクリップでくっつけて、ミシンで縫います。



袋状なので、ピンセットでひっくり返します。



綿をカチカチにつめます。



バルーンスカートに足を縫いつけて固定します。

スカートにビーズをつける

スカートに綿をつめた状態で、ビーズの位置を決め、まち針で固定します。



チャコペンで、ビーズのつけ位置にしるしをつけます。



スカートの綿をぬいて、ビーズを縫いつけていきます。



ビーズつけ作業が一番時間がかかりました。

髪の毛をつける

カツラの中にボンド投入。



頭にのせて完成!

おまけ(完成披露試写会に行く)

2022年1月25日(火)
私はただいま新宿バルト9にいます。



匂い袋の声優を担当される渡辺直美さんは、今ニューヨークにいらっしゃいます。なので私の作った人形も、ニューヨークに旅立ちました。


そして本日、映画の完成披露試写会に招待していただきました。すっごいワクワクしてます。千葉からやって来た、おのぼりさんです。


ここが新宿バルト9です。階段のところにDEEMOがいます。ディーモっていうのは、黒いヒョロッとしたキャラクターのことです。



そしてこの映画の公開日、なんと2月25日なんです。わたしの誕生日です!偶然ですがとってもうれしいです。



それから、座席がすごくいい場所で、後ろ寄りのど真ん中でした。



ゲストで登場した方達がとても豪華で、見惚れちゃいました。そして大きなスクリーンに、渡辺直美さんと人形が映りました。めちゃめちゃ感動しました。


直美さんがとっても面白くトークしてくれてて、ファッションも可愛くて、大好きになりました。私の人形を手に持ってくれて、ありがとうございます!


ビデオの最後に、人形が飛んでいってアニメーションになる演出が、すごく良いって思いました(^^)


この後、実際に映画を見ました。『DEEMO』っていうのは、もともとはスマホアプリの音ゲーです。それが人気になって、今回、映画化されたそうです。


ゲームの音楽がすごくいいんです。その音楽が劇中にいっぱい流れました。ゲームとは思えない壮大な曲です。


こうやって映画ができるまでに、たくさんの人の時間と労力を使って、作ってるわけですよね。今日の日の達成感と感動は、私の想像では計り知れないです。こんな素敵な場所に呼んでもらえて、感謝の気持ちでいっぱいです。このたびは人形制作させていただき、ありがとうございました。



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