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1匹目の愛犬そっくりの人形を
持っているけど、
2匹目の愛犬の人形がない。
だから2匹目の愛犬の人形を
作ってほしい!
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というご依頼をうけたまわり、今回羊毛フェルトでワンちゃんを作ることになりました。今回のお客様は、近所に住むわたしのお友達、りえこちゃんです。そのリエコちゃんの飼ってるワンちゃんがこの子。ジュリアちゃん。14歳のメスのチワワです。

そして、リエコちゃんがすでに持ってるお人形というのが、この白いチワワのアンドリュー君。

ジュリアは、アンドリューのお嫁さんとして、リエコちゃんのお家にやってきたそうです。2匹は同い年。

しかしアンドリューは、2年前に亡くなってしまったそうです。だからリエコちゃんが、アンドリュー人形のとなりに、ジュリア人形を並べて飾りたいとのことで、今回ご依頼をいただきました。
ところがこの依頼をもらった後、しばらくしてからジュリアの体調が悪化してしまい、なんとジュリアが亡くなってしまいました。まさかの出来事でした。

ジュリアはリウマチで、足が変形していました。でもリエコちゃんの要望で、ジュリアが元気なころの足にしてほしいから、人形の足はまっすぐに作ってとのことでした。
今回の人形の制作風景の動画を、ロバ次郎とめちゃめちゃ明るく撮影しましたが、実はとても切ない気持ちで、作ってる途中で、何度も胸がキューっとなっちゃいました。天国ではまっすぐな足で、アンドリューと一緒に雲の上を駆け回っててほしいです。
できあがった人形をリエコちゃんに渡したら、「ジュリアが帰ってきたー!」と言って、抱っこしてなでなでしてくれました。「羊毛フェルトだから毛がぬけちゃうよー!」と私が言ったら、「でも抱っこしたい!」と言って、すっごい喜んでくれて、なでてました(笑)
リエコちゃんが人形を、生前のジュリアと並べて送ってくれました。その写真がこちらです。

そして、ブログも書いてくれてます。
愛犬が亡くなるって、すごくつらいことですよね。私も子供のころ犬を飼っていて、亡くなった経験があります。それ以来、ずーっとペットを飼っていません。だから子供が屋台ですくってきた金魚や、川でつかまえてきたオタマジャクシなんかも、家に持って帰ってきた瞬間から、いずれ迎える死について考えてしまいます。
生物は、生まれたら必ず死にます。ってことは、この世に誕生した瞬間から、死に向かってのカウントダウンなんですよね。だから私は、今生きてるこの時間を大事にせねばと思います。
ついついニンテンドースイッチでテトリスやっちゃって、気がついたら1時間経ってたりするんですけど、テトリスやってる場合じゃないのです。ただいま45歳。精一杯この世を生きるぞ!
今回リエコちゃんが受けてくれたサービスはこちらです。世界で1つだけの愛犬の人形を、オーダーメイドでお作りします。
➡羊毛フェルトで愛犬の人形をお作りします

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