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【PTA体験談①】気がついたらPTAに入っていた

今から10年前、2010年の3月の終わり頃。長女が4才で、次女が1才の時に、私たち家族4人は今の家に引っ越してきました。

4月からは長女を幼稚園に通わせなければいけません。近所に公立幼稚園があったので、私は子供たちをつれて、その幼稚園に突撃訪問してみました。(3月29日のことです)

私はまったく世の中の情報に無知だったため、公立の幼稚園だったら、入れてくださいって言えば入れるものだと思ってたんです。園長先生はおどろいた様子でこう言いました。


「もし入れなかったらどうするつもりだったんですか?」


そうなったら、どうしてたんですかね?

幼稚園グッズというものを準備しなければいけないらしく、そのリストをもらいました。絵本バック、ランチョンマット、コップ入れ、お着がえ袋などなど、けっこういっぱいありました。

でもどんな風に使うのか、イメージがわきません。ランチョンマットってなんだ?どう使うんだ?

スマホなんてまだ持ってなかったし、近所に知ってる人もいないし、何より子育てで手いっぱいな状態でした。引っ越ししたてで家もガチャガチャ。お裁縫なんてやるヒマはありません。

パパは、結婚した時からずっと、仕事ひとすじで、朝から晩まで帰って来ません。だからワンオペ育児でした。(のちに単身赴任になり、完全なワンオペ育児になります)

まずは生地屋さんに行こうとしましたが、それだけで大変でした。子供2人を連れて買い物するってきついです。

次女をベビーカーに乗せて、長女を歩かせて、でも長女が歩きたくないって言い出したら、長女をベビーカーに乗せて次女を抱っこして・・・次女におっぱいあげて、おむつ交換して、長女におやつ食べさせて。

2人同時にぐずり出したら、もうムリです。出掛けるだけでそんな状態なのに、家に帰ってからもやることいっぱいあります。ごはん作って洗濯物取りこんで、ふろ入れて、洗濯物たたんで、食器洗って・・・

長女と次女を寝かしつけたら、ようやく自分の時間になります。もうクタクタです。なのにそこから裁縫って・・・。

しかもミシンなんて使ったら、音で子供達が起きちゃいます。明日やろうと思ったって、明日できるわけもなく、いつまでたっても裁縫できる時間は取れません。

パパは土日も休みなく仕事してました。だから、私にも休みはありません。だから、空いた時間を駆使して、なんとかお裁縫をやりました。長女は私の作った入園グッズを喜んでくれました。

いざ幼稚園に通うとなったら、送り迎えだけで大変でした。徒歩10分ほどの距離に幼稚園があるのですが、そこに歩いて通うのがとてつもなく遠いと感じました。次女をベビーカーに乗せ、グズる長女をなだめながら歩かせると、30分かかっちゃった日もあります。

雨の日は、ベビーカーにビニールをかぶせ、私はカッパ着てベビーカー押します。長女はカッパ着たくないっていうから、傘さして歩きます。だからビチャビチャです。

送っていって帰ってきて、フーッてひと息つきますが、今度は次女の相手をしながら、家事をやります。そしてすぐお迎えの時間になってしまいます。自分の時間なんてありません。

誰かとしゃべりたいって思っても、たまにむかしの友達に電話するくらい。パパは忙しくて会話する時間もありません。あの時代にスマホがあったらなあって、つくづく思います。

幼稚園では4~5才児クラスを年少と呼び、5~6才児クラスを年長と呼んでいました。年少は4クラスありました。あの時は4クラスって普通なのかなって思ってたけど、幼稚園にしたら大きい方ですよね。

お迎えの時は、クラスの前にお母さん方がズラリと集まって、先生からの連絡事項を聞きます。だけど私は1才の次女を連れていたので、先生の話をジッと聞くということが難しく、いつも集団の後ろにいました。だから先生からの連絡事項は、ちゃんと聞いてませんでした。そんなに大切とも思ってなかったもので。


ゴールデンウィークが明けた頃、お迎えの時に、PTAの役員のお母さんが、クラスのお母さん方全員に向かって、なにか説明していました。私はいつものように集団の後ろにいて、話を聞いてませんでした。そしたら、ビニール袋に入った布とヒモを、役員のお母さんに渡されました。


「これで絵本バック作ってね」


???でした。幼稚園でバザーがあるらしく、そのために私は絵本バックを手作りしなければいけないというノルマを、とうとつに与えられました。これは衝撃でした。

だって私の地元の小学校で昔やってたバザーは、家にある不用品を体育館に並べて、みんなでお買い物をするっていうものだったんです。でもこの幼稚園では、わざわざ手作りしたものを、売るんだそうです。

入園グッズ作るのがあんなに大変だったのに、またお裁縫しなきゃいけないのか・・・しかも、糸はくれませんでした。だから自分の家にある糸を使わなければいけません。たかが糸だけど、なんかなあ・・・って思いました。

私はまた、ない時間の合間をぬって、なんとか絵本バックを仕上げました。でも役員さんにそれを提出した時は、自分の作った絵本バックの出来栄えなどには一切コメントもなにももらえず、たくさんある作品の中にバサッと重ねられて終わりでした。こんなことなら、ていねいに作らなくてもよかったなあ・・・って思いました。


この時に知ったのですが、
私はいつの間にかPTAの一員になっていたそうです


っていうか、PTAってそういうものらしいです。幼稚園に入ったからには、ママは強制的にPTAの仕事しなきゃいけないらしくて、中でも役員になったママはとても大変な仕事があるそうです。

で、下の子がいるママは、役員を免除されてるから、役員やってくれてるママ達に感謝しなきゃいけない、みたいなことを、役員のママさんに教えてもらいました。

で、「あなたには下の子がいるから、集まりに参加できないだろうし、家に持ち帰ってできる仕事をやってもらったのよ」と、役員さんの気づかいあっての絵本バック作りだったみたいです。

私はこれからPTAとはどんなものなのかを、知っていくことになります。

つづく

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